心身ともに発達する10代の重要な時期に、多国籍の子ども達と平和について学び考える体験を通し
国際協力への関心を高め、国際社会で世界平和実現のために活躍する力を育てる
世界の子ども達から平和を創るためのアイデアを募集。
世界11カ国から202名の子どもたちが作文や動画で参加し、その中から選ばれた子ども代表15名が、衆議院議員会館 国際会議場でスピーチを行いました。
【応募人数】202名
【参加国】11ヶ国(日本、ブラジル、イングランド、ケニア、インドネシア、コンゴ民主共和国、ドイツ、フィリピン、イギリス、ネパール、アメリカ)
【募集期間】2021年4月30日~6月14日
【募集要項】応募時点で10~18 歳が対象。
応募テーマ「平和ってなに?わたしが考える世界を平和にするアイデア」に沿って作文またはスピーチ動画を作成しインターネットまたはメール(学校・団体)にて直接応募する。
●作文応募の場合 (英語または日本語でワープロソフトで作成)
日本語の場合 300~800字、英語の場合 250~600 wordsを提出
●動画応募の場合 (動画内の言語は自由)
1分以上3分以内のスピーチ動画と、スピーチ内容を英語または日本語でまとめた文章をWordなどのワープロソフトで作成したものを提出
● 崎浜 空音(18歳・日本)
世界中の国で協力し、ひとつの歴史教科書を作ることで、ゆがふを実現させる
「ゆがふ」とは沖縄の言葉で「世の中が平和で幸せで溢れていること」を意味します。
私の提案する世界を平和にするアイディアは「世界中の国で協力し、1 つの歴史教科書を作る」という事です。
1 つの教科書を作るには自分の意見だけを押し付けるのではなく、他の国の意見も尊重しながら、議論を重ね作っていく必要があります。
世界で 1 つの目的に向かい協力することによって、お互いを尊重できるようになり、世界平和に繋がると私は信じています。
● 久松 仁美(16歳・日本)
すべての人が平等な教育を受けられるように教育プラットフォームをつくる
私の考える平和とは一人一人が平等に教育の機会を得ることです。
これを実現するために必要なことは、デバイスがある限りだれでもアクセスできる教育プラットフォームの設置だと思います。
どんな環境にいる子どもたちでも、平等に教育を受けられることでなりたい自分になれる社会になるといいなと思います。
もし、デバイスを持つことができない人たちがいるのであれば、現地に場をととのえて、そこに出向くような国境なき教師団の結成を目指したいと思います。
● 東條 ほのあ(11歳・日本)
国旗刺しゅうリレーでみんな仲良く
私は、裁縫をするのが、好きです。
今5年生なのですが、クラスのみんなでししゅうの作品ができたことがとてもうれしく、楽しい時間を過ごせました。
そこで、私は、世界中の子どもたちと一緒に裁縫をすることを提案します。
言葉がわからなくてもコミュニケーションをとって、子どもたちがいろんな国の国旗をししゅうしていったら、みんなが仲良くなって平和につながると思います。
みんなが1から作ったひとつの大きな作品が完成したら嬉しい気持ちになって、仲良くなると思います。
そんな嬉しい気持ちの輪が広がれば、世界が平和になると思います。
● アリサ ミキ カナシロ ナガオ (16歳・ブラジル)他人への尊敬と思いやりを忘れずに
● マリア セシリア イシタニ クリストーフォロ(12歳・ブラジル)平和、寛容、多様性
● マテウス リュウ ヒガ(11歳・ブラジル)常に思いやりの心を持つこと
● コーシア フェリシティ(13歳・イングランド)フェアトレード運動で公平で公正な世界を実現
● 佐藤 建太郎(11歳・ドイツ/日本)実際に会って、寝食を共にして課題に取り組む
● 小井手 嬉世(12歳・日本)相談できる場所や託児所をつくって、虐待をなくす
● 増田 匡佑(11歳・日本)動物や環境ごと世界平和にするため絶滅危惧種の保護や植林をする
● 塩野 怜玲(17歳・日本)子ども達の笑顔で世界を平和で幸せに
● 内海 怜子(17歳・日本)「わ」という平和の3つの礎
● 住吉 拓己(12歳・日本)こども国際連合をつくろう!
● 鎌倉 空來(13歳・日本)1億人1円大会を世界各地で開催する
● バレンシア ボチャベリ (13歳・ケニア)誰もが差別されない、安心して暮らせる環境を創る
● 自由民主党政調会長/元文部科学大臣 下村博文氏
● 国際博覧会担当大臣、内閣府特命担当大臣 井上信治氏(ビデオメッセージ)
● 内閣官房国際博覧会推進本部事務局 次長 高科淳氏 他多数
各国大使等
● フランス大使館 特命全権大使 フィリップ・セトン閣下
● チュニジア共和国大使館 特命全権大使 モハメッド・エルーミ閣下
● タンザニア連合共和国大使館 臨時代理大使 ジョン・フィッシャー・カンボーナ全権公使
● 在東京ブラジル連邦共和国総領事館 総領事 ジョアン・デ・メンドンサ・リマ・ネト氏
● コンゴ民主共和国 建築家 ルクムウェナ・ンセンダ氏 他多数
審査員長:宇宙飛行士 山崎直子氏
審査員 :アルピニスト(登山家)野口健氏 ※ビデオ参加、アテネオリンピック銀メダリスト 長塚智広氏、日本放送協会エグゼクティブ・ディレクター 片岡利文氏、元外務省・作家 神田昌典氏
世界平和実現は地球にとって「緊急かつ最重要な課題」との判断から、第2回「子ども世界平和サミット」開催を決意致しました。
子ども達の参加を応援くださった協賛企業の皆様、保護者の皆様、学校関係の皆様、そして応援者の皆様、お一人お一人の崇高な応援に感謝申し上げます。
私は10歳の時、交通事故で生死をさまよいましたが、生還した体験から「どのような人生を送れば社会に役立つことが出来るのか?」という問いを自らに投げかけ、15歳の時、
ふるさと広島で平和の大切さを伝える活動を始めました。
そして、仲間と共に2025年大阪・関西万博にて世界100か国 1億人の子ども達と共に平和を創るアイデアを発表し、平和を実現する「子ども世界平和サミット」の開催に向けて精進しています。
皆様のお力添えに感謝致します。