アメリカ・日本

Shoichiro Hashimoto

橋本照一郎(17歳)

地球上の同年代の生徒たちに、
長く続く個人的な交流の機会

あなたにとっての平和とは?

世界中の誰もが、
人種や国籍、宗教関係なく、
お互いを尊重し合い、共存できること

若い世代の交流を図り、
地理的・文化的隔たりを無くすための
「平和の交換日記」

147,000.

これは昨年記録された軍事衝突の数です。

なぜ?と聞かれるかもしれません。

なぜ今日の世界にはこれほど多くの紛争があるのでしょうか?どんなに努力しても、世界が戦争の影から逃れられないのはなぜなのでしょうか?

私は模擬国連での経験を通して、それぞれの紛争を解決するためには、単なる交渉以上のものが必要であることを悟りました。テレビで見るような表面的な握手や笑顔よりも、もっと深いところにあるものがあります。

私の父は台湾系アメリカ人、母は日本人で、私は幸運にも幼い頃から異文化を体験してきました。しかし同時に、文化の違いは時として口論を引き起こすこともあることを学びましだ。

今となってはどうでもいいことかもしれませんが、この小さな心のズレこそが、毎年何千もの衝突を引き起こしているのです。

この無害な意見の相違が、まさに致命的な争いにつながるのです。

他者に対する取るに足らない偏見こそが、世界中の平和を破壊しているのです。

私にとって平和とは、人種、国籍、宗教、信条に関係なく、すべての人が互いに偏見を持つことなく調和して暮らせることです。そのためには、違いはあっても、私たちはみな同じ人間であることを十分に理解しなければなりません。

だからこそ、私は「平和の交換日記」を提案します。

「平和の交換日記」は、様々な国の生徒が交換日記をするシステムです。

このコースに申し込むと、生徒には自動的に3、4カ国のバディが割り当てられます。そして、生徒たちは交代で日記を書き、今日学校で何をしたか、その日嬉しかったことなどを書きます。お互いの日記を読んだり、プログラムを通じてコミュニケーションをとることもできます。

それで何ができるのでしょうか?

端的に言えば、地球上の同年代の生徒たちに、長く続く個人的な交流の機会を与えるということです。国は違っても、同じ希望、同じ悩み、同じ苦しみ、そして同じ夢を共有していることを実感できます。

そして、交換日記という日本の伝統と今日のグローバル化の潮流が融合するとき、平和の力強い絆が生まれます。

「平和の交換日記」によって、私たちは偏見を調和に変えることができる。

「平和の交換日記」によって、明日のリーダーたちは敵意ではなく、団結して生きることができる。

「平和の交換日記」があれば、本当の「平和」はすぐそこにある。

ありがとうございました。

 


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