日本・アメリカ

Keala Frances OLEA

オレア ケアラ フランセス(11歳)

私たち1人1人が思いやりを隣人に伝えていく事

あなたにとって平和とは?

世界中の誰もが持っているべきもの

私たちが「平和のリレー」をするためにまずは
自分のこととして考え、関心を持つこと

わたしが考える世界を平和にするとは...

それは「私たち1人1人が思いやりを隣人に伝えていく事」です。
それを私は「平和のリレー」と呼んでいます。

およそ84年前、第2次世界大戦がはじまりました。
それは何万人いえ何百万人もの人々をぎせいにした戦争でした。
その戦争で日本は広島と長崎に原子力爆弾を落とされました。
命が助かった人も家族や友達をなくし、何よりも日常から平和をなくしました。

平和は世界のだれもが持っていて当たり前のことです。
しかし「戦争」が人々の平和をうばいとり、困難をあたえました。
戦争が始まる前、人々は家族や友達と安心して暮らせる暴力のない生活をおくっていたのに、戦争による空襲や爆弾により恐怖や不安の中で暮らさなければなりませんでした。これは平和とは真ぎゃくの世の中です。

今、このことがウクライナで起きているのです。

私の父はアメリカ人、母は日本人でかつて第2次世界大戦では敵国同士として
戦いました。もしその戦争が終わっていなければ私も日米両国の家族も存在しません。
私のように戦争当事国にルーツを持ち、今、この現在避難している子供がどんな気持ちで過ごしているのかと想像すると自分には何が出来るのだろうと考えます。これは私が平和について考え始めたきっかけの1つとなりました。

私は先日、ウクライナから避難した子供についての新聞記事に目がとまりました。私と同じ11歳の男の子が両親と離れ、隣国ポーランドに避難していると書かれていました。この男の子はポーランドの学校に通い始めていました。
言葉も違うので勉強するのは大変です。友達もいません。これが人生だと言っていました。つらくても「慣れる」ことで明日がやってくるといいます。この言葉を読んで未来への希望を持てず、あきらめの気持ちさえ感じます。
私たちは実際この男の子のような体験は出来ませんが、関心を持たず知ろうと努力しないことはとても良くないことだと思います。
私たちが「平和のリレー」をするためにまずは
自分のこととして考え、関心を持つことだと思います。

初めに自分で考えたことがいつか言葉や行動になっていくからです。

To be gentle To be compassionate To serve one another
これは私の学校での祈りの1部です。
世界中の国々が互いにこの祈りのように共存することを望みます。


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