日本

Mio Furuya

古屋 美緒(15歳)

地球歌を歌うことで地球に住む生き物としての誇りや仲間だということを再確認する

あなたにとって平和とは?

みんなが互いに仲間だという意識を持ち、同じ瞬間に気持ちをひとつにすること

地球歌が完成したら、世界中の国のリーダーに地球歌斉唱を依頼し、プロモーションビデオを作ることも効果的だと思います。

世界規模のスポーツ大会でよく目にするシーンがあります。参加チームの国歌斉唱。平和の祭典ともいわれるオリンピックでも、それは行われます。
胸に手を当てて国歌を口ずさむという行為は、自国への誇りの表れであると私は考えます。君が代を歌う選手達を見る時、私は「同じ国に生まれた仲間なのだ」と強く感じます。たとえ初めて名前を聞く選手だとしても、仲間だとわかれば応援したくなります。

先日行われたWBC第五回大会。日本の国歌斉唱の場面で、日系アメリカ人のヌートバー選手が君が代を口ずさんでいる姿を見た時、私は驚きと同時に、心からの親しみを感じました。
選手に限ったことではありません。同じ国歌を分かち合う者同士、たとえ面識がなくても、隣の人と声を合わせて共に応援したくなります。
私にとっての平和とは、みんなが互いに仲間だという意識を持ち、同じ瞬間に気持ちをひとつにすることです。

国歌が流れると、私は、日本人としての仲間意識や誇りで胸が熱くなります。世界中の人達が同じ瞬間にそんな気持ちを共有できれば、世界は平和になるのではないのでしょうか。

そこで私は、世界を平和にするアイディアとして、「地球歌の作成」を提案します。

地球歌とは、いわゆる国歌の地球版です。私は地球歌に、国歌と同じ効果を期待しています。声を合わせ、胸に手を当てて地球歌を歌うことで、地球に住む生き物としての誇りや、仲間だということを再確認できるのではないでしょうか。
地球歌の歌詞には、世界中の様々な言語を使用します。そうすることで多くの人たちが歌の意味を理解するとともに、より協同性が高まります。

そして地球歌が完成したら、世界中の国のリーダーに地球歌斉唱を依頼し、プロモーションビデオを作ることも効果的だと思います。独裁者と呼ばれるあのリーダーにも、今まさに戦争しているあの国のリーダーにも、地球歌を歌っていただき、その瞬間を世界中で分かち合いたいのです。
地球歌は私たちに、地球上の全ての人々が、同じ惑星を共有する仲間であることを思い出させてくれるでしょう。

いつか世界規模の行事で「地球歌斉唱」が行われ、世界の人達がひとつになる日を、私は実現したいです。


TOP
TOP