JustThisCan、平和への道
皆さん、こんにちは。加藤里桜です。
私にとって平和とは、すべての人が栄養のあるものを食べ、健康的な生活を送れることです。食べ物がなければ、人間は学ぶことも、病気を防ぐことも、生産的な生活を送ることもできません。また、たとえお腹いっぱい食べることができたとしても、栄養のバランスが崩れると、まだ体が発達途上の子どもたちの成長に深刻な影響を及ぼす。実際、WFPによれば、5歳未満の何百万人もの子供たちが栄養不良に苦しんでいます。
昨年の冬から、私は教会のフードバンクでボランティアをしています。もちろん、この活動には良い面もたくさんありますが、すぐにいくつかの問題点に気づきました。どうしても長期保存できるものばかりが集まり、生鮮食品はほとんど配給されません。また、必要な栄養を単独で補給できる缶詰もありませんでした。空腹を満たすことはできても、食べる喜びを感じることができません。これでは、人々の日常生活から喜びの瞬間が失われてしまいます。缶詰が援助物資として提供されている世界各地で、同じことが起きている可能性があります。
そこで私は、スーパーマーケット、企業、レストラン、栄養士が協力して、1缶で1日分の栄養を摂取できる商品「JustThisCan」を開発することを提案します。他の缶詰製品とは異なり、原材料はレストランやスーパーマーケットから未使用かつ新鮮な食品を調達します。これは食品ロスの減少につながります。さらに、「JustThisCan」はそのまま食べても美味しいだけでなく、他の缶詰と一緒に調理したり、ちょっとした食材を加えることで簡単にアレンジできます。例えば、トマトソースと混ぜれば、2~3人前のパスタの味付けになります。ご飯に混ぜれば、新しい味になり、栄養的にも楽しめます。このように、「JustThisCan」は様々な食べ物に合わせることができます。 そして何より、食べ物を必要としている人々に適切な援助を提供することができます。
「JustThisCan」プロジェクトは、貧困、健康、栄養失調など、世界のさまざまな問題の解決に役立つでしょう。さらに、このプロジェクトを世界に広げるには国際的な協力が必要であるため、人と人とのつながりを生み出すこともできます。十分な食料は平和を生み、「JustThisCan」はその一助となる完璧なプロジェクトでしょう。