日本

Rise Kawashima

川島梨聖(17歳)

「幸せをお裾分け」することで、幸せについて考える機会を設ける

あなたにとっての平和とは?

すべての人々が幸せに、笑顔で暮らせる世界

SNSで色々な人が幸せを感じるものや
時間などを共有する「#share my happiness」運動

私の考える平和な世界とは「全ての人が幸せに、笑顔で暮らせる世界」です。そして、私は今日、みなさんに「幸せをお裾分け」しに来ました。

私は中学から模擬国連部に入り、世界には核問題や貧困問題、ジェンダー問題など様々な解決されるべき国際問題があること、またその解決に向けて色々な人が色々な活動をしていることを知りました。しかし、そういった活動を行い、国際問題が解決されようとしている現在でも、生活満足度で示される世界の人々の幸福度は上がってはいません。そこで私はただ国際問題を解決するだけでなく、幸せについてより考え、幸せのための活動を通して、私の考える平和な世界、「全ての人が幸せに、笑顔で暮らせる世界」を実現したいと思うようになったのです。

ここで、皆さんに質問があります。皆さんにとって幸せとは何ですか?皆さんはこれについて、考えたことがあるでしょうか?私自身、以前は考えたことがなく、幸せについて無知でした。また、日常では「幸せ」という言葉をよく聞きますが、実際に幸せについてちゃんと考える機会はあまりないと感じました。そこで、私はより多くの方に幸せについて考え、知ってもらう機会を提供するために、「幸せをお裾分け」をモットーとした学生団体幸を設立しました。最近の活動では、国連大学内で幸せに関する展示を行いました。その一つに、来てくださった方に幸せを感じる時を紙に書いてもらい、それを一つの紙にまとめ、皆さんの幸せな時間を共有するという展示を行いました。私は音楽を聴いている時と書きましたが、来てくださった方の中には、本を読んでいるときや、サッカーをしているときなど様々な幸せな時間がありました。これを通して、私は様々な幸せについて知ることができ、幸せな楽しい気持ちになりましたし、お越しいただいた方のアンケートにも、同様に幸せな気持ちになれたというお声がありました。

そこで、私が提案したい活動は、「#share my happiness」運動です。この運動は、気軽に参加でき、世界全体でつながることができるインスタグラムなどのSNSで、国籍も、年齢も、性別も、人種も違うあらゆる人が幸せを感じるものや時間を共有する、すなわち「幸せをお裾分け」することで、幸せについて考える機会を設けるというものです。また、最近の研究では、他人と意見を交換をしたり、交流したりと繋がりを持つことは幸せに寄与するという結果が出ています。この「#share my happiness」運動を通して、少しでも多くの人がより幸せと感じるようになればいいなと思います。 幸せになるためには、他の人との繋がりが重要です。皆さんもぜひ今日を機に、幸せについて考え、それを他人と共有する、すなわち「幸せをお裾分け」をしてみてください。

私もこれから、様々な活動を通じて「幸せをお裾分け」していこうと思います。


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