当日の動画
 開催趣旨

心身ともに発達する10代の重要な時期に、多国籍の子ども達と平和について学び考える体験を通し
国際協力への関心を高め、国際社会で世界平和実現のために活躍する力を育てる

世界の子ども達から平和を創るためのアイデアを募集。

世界20か国(日本、アメリカ、インドネシア、オーストラリア、イギリス、イタリア、韓国、ギニア、コートジボワール、スリランカ、タイ、中国、ナイジェリア、ネパール、フィンランド、ブラジル、フランス、マレーシア  、ラオス、リトアニア)から200件を超える応募があり、その中から選ばれた子ども代表12名が、衆議院議員会館 国際会議場でスピーチ致しました。

 実施概要

【実施日時】2023年8月1日(火)14時00分~17時00分
【会  場】衆議院議員会館 国際会議場(東京都千代田区永田町2丁目2-1)
【主  催】一般社団法人ピースピースプロジェクト
【後  援】外務省、広島県教育委員会

【審 査 員】元外交官 藤崎 一郎氏(審査員長)、宇宙飛行士 野口 聡一氏、YouTubeクリエイター 葉一氏、千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター所長 工学博士 古田 貴之氏、NHKエグゼクティブ・ディレクター 片岡 利文氏

【協  賛】株式会社ビジョン、株式会社メディカルネット、株式会社ティーエスピー、MIRARTHホールディングス株式会社、株式会社リハライフサポート、医療法人OKC、学校法人千葉工業大学、医療法人社団陽明会

 

【協  力】株式会社美光写苑、フランス公益社団法人ルネサンス・フランセーズ

応募概要

― 対象:2023年8月1日時点で10代の方

― 募集テーマ:「平和ってなに? わたしが考える世界を平和にするアイデア」

― 応募方法:テーマに沿って スピーチ動画を作成しHPから応募

― 募集期間:2023年4月1日~4月30日

 参加国数、応募件数

世界20か国(日本、アメリカ、インドネシア、オーストラリア、イギリス、イタリア、韓国、ギニア、コートジボワール、スリランカ、タイ、中国、ナイジェリア、ネパール、フィンランド、ブラジル、フランス、マレーシア  、ラオス、リトアニア)から200件を超える応募件数

 

 出場者紹介及び結果発表

アイデア総数200件以上の中から、世界9カ国12名の子ども達が子ども代表として選ばれ、衆議院議員会館 国際会議場でスピーチ致しました。

審査の結果、日本の河村 波音さん、スリランカのR.S.カスミラ・ジャヤウィーラさん、フランス・日本のエミリ・ルクレルクさんの3名が最優秀のMost Peaceful(モーストピースフル)賞を受賞致しました。

Most Peaceful賞

河村 波音 Hanon Kawamura (14歳・日本)

世界各国で提携する学校を増やし、国際交流を行う

私が提案するのは、KIZUNA PROJECT FOR PEACEです。

それは、世界各国の教育機関が主となって海外の学校と提携し、国際的友好関係を築くことを目的としたプロジェクトです。そのプランは、小学生から始めます。短期間キャンプやイベントを開催し英語と母国語を話すバイリンガル話者がスタッフとして、学生がお互いの歴史や文化、自分の意見や考え方をより理解できるように国際交流のサポートをします。

中高校生には、国際的な絆をより強いものとするためのプログラムを実施します。

このプログラムでは、多角的な視点から世界規模の問題を探求し、議論し、検討し、批判的思考スキル(CRITICAL THINKINGSKILL)を身につけ、論理的かつ客観的に考えることを学びます。

Most Peaceful賞

R. S.カスミラ・ジャヤウィーラ R. S. Kasmira Jayaweera  (18歳・スリランカ)

他の人の話を聞き、世界と人生の現実を学び理解する

私自身、日本語を勉強するようになって、桜の美しさをそれまで以上に感じるようになりました。 

複数の言語を学ぶことで、生徒たちは互いを意識し、尊重し、自分たちらしさを育むことができます。

だからこそ、語学教師になって自分のランゲージ・センターを立ち上げ、語学を教えるだけでなく、平和と一体感を表現する短編映画や詩、ドラマなどの芸術的アプローチで異文化間の絆を深めることが私の夢になったのです。

平和は巨大な城のようなものです。それを築くためには、それぞれの小さな行動が重要です。

それと同じように、平和は、友情、思いやり、受容といった、あなたのほんの小さな行動によって創り出されます。結論として、時にはただ 「ごめんなさい 」という言葉から始まるのかもしれません。

Most Peaceful賞

エミリ ルクレルク Emilie Leclercq (17歳・フランス・日本)

世界中の人達と知り合って語らうための、新たなSNSを作る

地球規模の平和を確保するためには、恐怖の連鎖を終わらせなければなりません。

そのためには、お互いを知ること、特に文化やバックグラウンドが異なる人たちを知ることが重要だと思います。

現代では、ソーシャルメディアを通じて世界中のユーザーとつながることができる幸運に恵まれています。

しかし、ほとんどの場合、アルゴリズムで、フランス人、日本人、英語圏のユーザーのコンテンツしか表示されません。

このため、私は他の国の人々と出会うために特別に作られた新しいソーシャルメディアプラットフォームの創造を提案します。私はこのプラットフォームにより、新しい文化を知り、自分とは異なる人々を恐れないようになることを願っています。

そうすることで、より平和でより良い世界を作ることができます。

Peaceful賞

トーン・ジン・ウェン Thoon Jing Wen (10歳・マレーシア) 

PeaceBeyondを作成して、若者を団結させる

世界平和を実現するためには、若いうちからお互いのことをよく理解し、人々を団結させることが大切です。

私は、「PeaceBeyond」というグローバルなアプリを作ることを提案します。

例えば、週に1回善い行いをする、毎週感謝していることを3つ日記に書くなどミニチャレンジがあり、ポジティブな考え方や良い習慣を身につけることを目指します。

Peaceful賞

洪 琥珀 Kohaku Omizu (11歳・日本)

「子どもパスポート」は、未来を担う世代と世界を繋ぐ

僕が提案するのは、世界中の子どもだけが持つことの出来る「子どもパスポート」です。

子どもパスポートは子供なら誰でも持つことが出来て、希望する国や地域に自由に行けるパスポートです。 

国や人種を超えて、子どもたちが持つ限りない可能性を未来へ育て繋げていくしくみで、世界全体で子供たちの成長をサポートします。 

Peaceful賞

古屋 美緒 Mio Furuya (15歳・日本)

地球歌を作成し、世界規模の行事で「地球歌斉唱」を行う

胸に手を当てて国歌を口ずさむという行為は、自国への誇りの表れであると考えます。

君が代を歌う選手達を見る時、私は「同じ国に生まれた仲間なのだ」と強く感じます。

世界中の人達が同じ瞬間にそんな気持ちを共有できれば、世界は平和になるのではないのでしょうか。

そこで私は、世界を平和にするため、「地球歌の作成」を提案します。

Peaceful賞

オアンティヤパット・テチャタナサーンソムバット Oanthiyaphat Techatanasarnsombat  (18歳・タイ)

平和交流プログラムを作り、平和イノベーション・ラボを設立

平和とは、寛容さ、共感、そしてあらゆる多様性を尊重する文化が育まれることです。

異なる国の学生がお互いの学校で一学期を過ごし、お互いの文化や伝統を学ぶグローバルな平和交流プログラムを作り、

世界平和に向けた創造的な解決策をブレインストーミングし、実験し、協力する場所となるイノベーション・ラボを設立しましょう。

Peaceful賞

川島 梨聖 Rise Kawashima (17歳・日本)

幸せを感じるものや時間等を共有する#share my happiness運動

私が提案したい活動は、「#share my happiness」運動です。

この運動は、気軽に参加でき、世界全体でつながることができるインスタグラムなどのSNSで、国籍も、年齢も、性別も、人種も違うあらゆる人が幸せを感じるものや時間を共有する、すなわち「幸せをお裾分け」することで、幸せについて考える機会を設けるというものです。

Peaceful賞

ダニエル・ヤリアニアウスカス Danielius Jalianiauskas (17歳・リトアニア)

若者が人生自体に夢中になり、世界中友達と楽しむ

平和は創り出すことができるものではなく、広めて他の人と「共有する」ものです。

若者はTikTokやYouTubeのショートムービーのウサギの穴(迷路)に迷い込むのではなく、オンラインで友達と数時間話すべきだと思っています。

バタフライ効果を正しく適用することで、愛が若者から広まり、世界がより良い場所になるように花を咲かせましょう。

Peaceful賞

オレア ケアラ フランセス Keala Frances OLEA (11歳・日本・アメリカ)

思いやりを隣人に伝えて、それをリレーしていく

わたしが考える世界を平和にするとは「私たち1人1人が思いやりを隣人に伝えていく事」=「平和のリレー」です。

私たちが平和のリレーをするために、まずは自分のこととして考え、関心を持ちましょう。

初めに自分で考えたことがいつか言葉や行動になっていくからです。

世界中の国々が互いに共存することを望みます。

Peaceful賞

クリシャムス・バハドゥール・スベディ・チェトリ Krishamsu Bahadur Subedi Chhetri (19歳・ネパール)

社会の安定、平穏、実質の強化

平和は調和、人間性、謙虚さの光と輝きをもたらすランプです。

それは人間社会に安定と平穏と賢明さをもたらします。

「地球上の私たちはみな家族」という意味のマントラを唱え、すべての人と友好を築き、誰とも敵対しないことを信じるべきです。平和をもたらすことができるのは他の誰でもなく、自分自身です。

Peaceful賞

ライマン・チャイル・ディビィ・ダグリー Lyman Chaïl Diby-Dagry (16歳・コートジボワール)

衣料品ブランドの設立や、SNSで#Atouhhの挑戦

平和とはまず誠意、真実、思いやり、無関心、そして何よりも隣人愛だと考えます。

私は「Atouhh」という名前の衣料品ブランドを作成することを提案します。

Atouhhはコートジボワールの言葉で「抱擁」を意味します。

ですので、もちろんこの衣料品ブランドを着て抱きしめることが求められます。

この洋服のブランドは、平和クランのメンバーの認識方法になるでしょう。

 審査員紹介

審査員長:元外交官 藤崎一郎氏
審査員:宇宙飛行士 野口 聡一氏、YouTubeクリエイター 葉一氏、千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター所長 工学博士 古田 貴之氏、NHKエグゼクティブ・ディレクター 片岡 利文氏


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