当日の動画
 開催趣旨

心身ともに発達する10代の重要な時期に、多国籍の子ども達と平和について学び考える体験を通し
国際協力への関心を高め、国際社会で世界平和実現のために活躍する力を育てる

世界の子ども達から平和を創るためのアイデアを募集。

世界14か国(日本、アメリカ、エルサルバドル、スリランカ、タイ、中国、フランス、ブラジル、ブルガリア、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ラオス、リトアニア)から141件を超える応募があり、その中から選ばれた子ども代表11名が、衆議院議員会館 国際会議場でスピーチしました。

 実施概要

【実施日時】2024年8月20日(火)14時00分~17時00分
【会  場】衆議院議員会館 国際会議場(東京都千代田区永田町2丁目2-1)
【主  催】一般社団法人ピースピースプロジェクト
【後  援】外務省、文部科学省、経済産業省、広島県教育委員会

【審 査 員】元駐米大使 藤崎一郎氏(審査員長)、日本サッカー協会女子委員長 佐々木則夫氏、建築家 国広ジョージ氏、経営コンサルタント・教育アントプレナー 神田昌典氏、料理人 ドミニクコルビ氏

【協  賛】株式会社ビジョン、株式会社ティーエスピー、MIRARTHホールディングス株式会社、株式会社グリーン・シップ、

医療法人OKC、株式会社リハライフサポート、田中食品株式会社、医療法人社団陽明会、株式会社Link

 

応募概要

― 対象:2024年8月20日時点で10代の方

― 募集テーマ:「平和ってなに? わたしが考える世界を平和にするアイデア」

― 応募方法:テーマに沿って スピーチ動画を作成しHPから応募

― 募集期間:2024年4月1日~5月6日

 参加国数、応募件数

世界14か国(日本、アメリカ、エルサルバドル、スリランカ、タイ、中国、フランス、ブラジル、ブルガリア、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ラオス、リトアニア)から141件を超える応募件数

 出場者紹介及び結果発表

アイデア総数141件以上の中から、世界7カ国11名の子ども達が子ども代表として選ばれ、衆議院議員会館 国際会議場でスピーチ致しました。

審査の結果、日本の岡あやめさん、日本の粟野優さん、エルサルバドルの寺内アンヘルサクヤさんの3名が最優秀のMost Peaceful(モーストピースフル)賞を受賞致しました。

Most Peaceful賞

岡 あやめ Ayame Oka (13歳・日本)

「絵」を描いて それを世界発信して販売する

平和とは、みんなが平等で幸せに暮らせる事だと思います。その平等でなくなる原因の一つがお金です。貧富の差がさらに差別につながり平和で無くなるのです。では、どうすれば良いか、そこで私が考えたのが、“お金をあげる” “お金を恵んであげる”のではなく、“お金をかせぐ喜び”= “ 「絵」を描いてお金を稼ぐ”ことを伝えるという事です。

「絵」は世界共通です。インターネット上のオンラインショップや“NFT”で販売します。世界中の人の描いた“アート”を世界中の人が購入出来るようにする事で自分が行った行動がお金になる事を体験し、喜びと平等な生活が送れるのではと思います。最終的にはそれらのお金でクリエイターを育てる施設や学校を造り、貧しい子供たちを集めて学んでもらう事を目標とします。

Most Peaceful賞

粟野 優 Yuu Ohno (18歳・日本)

世界平和飲食チェーン店を開店する

私が感じた苦痛を大きな財産に変え、苦しみを抱える人々を救うために、私はこんなアイデアを思いつきました。それは、世界平和飲食チェーン店を開店することです。

平和を、衣食住の食の観点から実現します。食は必ず緊張を緩和してくれます。この飲食店では、異文化交流、会話を伴わせ、学び楽しみ分かち合います。そして、物理的、心理的、社会的境界をなくすことのできるお店として、店名は、「No Border」とします。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」の条文を世界規模で実現するために、将来、政界の人間として、この身を捧げます。まずは、「いってきます」「いただきます」「おやすみなさい」から幸せを感じとってみませんか。平和をあなたから広げるために。

Most Peaceful賞

寺内アンヘル サクヤ Terauchi Angel Sakuya (17歳・エルサルバドル)

SDGs目標0番目「愛から行動しよう」の提案

戦争を予防し止めるためのSDGsですが、思うように達成できていないのはなぜなのでしょうか。それは愛が欠如しているからだと考えました。そこで私は、SDGsの17個の目標に共通する目標0番目として「愛から行動しよう」を提案します。

私にとって平和とは「人と人が、人と地球が、愛によって繋がっていること」です。

この繋がりを構築するために具体的な行動を二つ考えました。一つ目はハグの習慣化です。

二つ目は地球に向けてメッセージを書くことです。「地球さんへ」からはじめるメッセージ、あなたは何を書きますか?「あなたの小さな一部である私より」という言葉で書き終わった時には、私たちに贈られている愛に対して愛で答えたいと思えるでしょう。

Peaceful賞

江島 未彩 Misa Ejima (18歳・日本)

World Peace Forestというゲームの開発とそのゲームを使った授業の義務化

バーチャルリアリティゲーム「World Peace Forest(WPF)」と、このゲームを初等教育に必修化することを提案します。
世界中の子ども達がWPFの主人公となり、国境を越えて自由に冒険することができます。
WPFで、国際交流におけるソーシャルイノベーションを巻き起こします。

Peaceful賞

橋本照一郎 Shoichiro Hashimoto (17歳・アメリカ/日本)

若い世代の交流を図り、地理的・文化的隔たりを無くすための「平和の交換日記」

私は「平和の交換日記」を提案します。
これは、様々な国の生徒が交換日記をするシステム、地球上の同年代の生徒たちに、長く続く個人的な交流の機会を与えます。
国は違っても、同じ希望、同じ悩み、
同じ苦しみ、そして同じ夢を共有していることを実感できます。

Peaceful賞

ウィトナウェル鳥海 怜愛 Léa Witnauer Toriumi (12歳・フランス/日本)

知らない人同士で勉強を教え合うバディシステム

バディシステムで、知らない人同士で勉強を教え合います。

知らない人同士が一緒に組むことで、異なる考え方や生活環境などを知ることができます。

そして、このシステムを自分の学校の生徒同士だけでなく、日本全国の学校の生徒、世界の学校の生徒へと広げていきます。

Peaceful賞

キィ・ニェイン・テット Kyi Nyein Htet(17歳・ミャンマー)

平和を促進するビデオやゲームを制作する

私の考えでは、平和とは、互いの望みを知り、尊重することです。

平和をテーマにしたゲームを作りたいです。世界の文化や歴史、国名に関する知識を試すものや、単語パズルゲームやクイズなど、ゲームを通して、様々な国の言語、習慣、食べ物、行動様式を学び、世界中の人々とつながる機会を得ることができます。 

Peaceful賞

楊 洽怡 YANG QIAYI (15歳・中国)) 

世界友好ファミリープログラムを作り、「お友達家族」を設立し、小さいころから国際交流を深める

このプログラムでは、まずこのプログラムを専門的に扱う、政府が承認した、SNSアプリを作ります。
まるで海外に住んでいる家族と久しぶりにする会話のような感覚で、定期的・長期的に交流しあうことで、自分とは異なる地域に住む相手について、親しみを感じてもらいます。

Peaceful賞

山田 有里紗 Arisa Yamada (14歳・日本)

平和のコーラス

〝平和のコーラス〟とは、たくさんの人々が、それぞれの思いを自由に、

好きな言語や好きなパートで繋ぎ合わせ、一つの曲を歌い上げるというものです。
世界中の人々と感動を共有し、互いを思い合いながら、声を合わせたいのです。
それぞれの自由を尊重し、平和を願いながら歌を奏でられる、その日を是非実現したいと思っています。

Peaceful賞

D. M.カヴェーシ・ヤショダーラ・ディワナンダ D. M. Kaveeshi Yashodhara Diwananda (17歳・スリランカ)

なぜ世界中の武器をなくすことができないかを話し合おう

妹に「平和とは何か?」と聞くと「怒鳴ったり叩いたりしないで、友達と一緒に楽しむこと」と答えました。妹の答えはグーグルよりも意味があると思います。
なぜ世界のすべての武器をなくすことができないのでしょうか?そして話し合いましょう。

そうすれば、私たちの間にあるすべての問題を解決できると思います。

Peaceful賞

加藤 里桜 Rio Kato (17歳・日本)

“JustThisCan”(一日分の栄養を補うことのでき、かつおいしい缶詰をつくること)

スーパーマーケット、企業、レストラン、栄養士が協力して、1缶で1日分の栄養を摂取できる商品「JustThisCan」を開発することを提案します。
原材料はレストランやスーパーマーケットから
未使用かつ新鮮な食品を調達し、食品ロスの減少にも繋がります。

 審査員紹介

審査員長:元駐米大使 藤崎一郎氏
審査員:日本サッカー協会女子委員長 佐々木則夫氏、建築家 国広ジョージ氏、経営コンサルタント・教育アントプレナー 神田昌典氏、料理人 ドミニクコルビ氏


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