日本

Reo Shimomura

下村 怜央(12歳)

世界中の子ども同士で自分の国のことを教え合う教室

あなたにとっての平和とは?

自分に自信を持ち、
相手を尊重できる世界

世界中の子ども同士で自分の国のことを教え合う教室

僕は折り紙が好きです。僕が考える平和とは、全ての子供が自分に自信を持ち、相手を尊重できる世界です。これを実現するアイデアは、子供が開く「子供教室」です。

僕の小学校には、たくさんの外国人の子がいます。以前、僕のクラスにも、ブラジルから転入生がきました。僕はその子に日本語や学校のこと、日本の遊びを色々教えました。僕が当たり前だと思っていたことを教えると、相手が喜んだり驚いたりしてくれて、嬉しかったです。例えば僕の好きな折り紙を教えた時や、習字の授業で字を書いた時などです。またその子からブラジルの言葉や生活も教わりました。日本と違うことが多く、すごいなあ、もっと詳しく知りたいな、と思うようになりました。このように相手の国のことを知ることで、相手を好きになり、尊重できる。自分の国のことを紹介し、相手が喜んでくれることで自分に自信が持てる。それこそが僕が考える平和な世界です。

これを実現するアイデアは「子供教室」を世界中に開くことです。子供教室とは、僕がブラジルから来た友達と教え合ったように、世界中の子ども同士で自分の国のことを教え合う教室です。子供教室は誰でも開けます。平和な世界を、僕たち子供から作って行くのです。例えば自宅や公民館で授業をしたり、SNSやユーチューブなどを使って、遊びや学校の様子を世界中に発信したりします。自分の当たり前は世界の当たり前ではないのです。資格や教科書、道具はいりません。僕たち自身が教材となるのです。子供教室を通して教え合い、学び合い、世界に自信と尊重の輪が広がります。

今、日本には多くの外国人がいます。ウクライナからも難民の子供が来ました。
その子達が自信を持って日本で生活していけるよう、その子達に子供教室を開く場を用意したいです。僕は、子供教室を世界中に広げ、自信と尊重に満ちた平和な世界を実現したいです!


TOP
TOP