6月29日(月)、代表理事の多田多延子が、
長野県須坂市三木正夫市長を訪問し、
須坂市の小学校・中学校・高等学校・看護学校・図書館に、
漫画「キセキのヒロシマ」を贈呈致しましたのでご報告申し上げます。
※写真は、左から田隝加代子さん(須坂市宿泊施設経営)、多田多延子(「キセキのヒロシマ」原作者)、須坂市市長・三木正夫市長、長野県須坂市役所にて撮影)
須坂市とのご縁は、
ヒロシマ原爆投下から約1ヶ月で焦土に咲いた「カンナの花」です。
私が原作出版した漫画「キセキのヒロシマ」では、
原爆投下当時、カンナの花に勇気づけられ、
前を向いて生きた曽祖母や広島の女性達の姿を描いております。
須坂市は、カンナの花をシンボルに
「平和のバトン」をつなげようと活動する団体
「カンナ・プロジェクト」(東京)に協力し、11年から球根を提供されています。
今回、多田が東京の経営者の勉強会で出会った
須坂市で宿泊業を営むたじま加代子さんに
須坂市の小学生がカンナの球根を市内の道路沿いに植えたり、
須坂で育ったカンナが
広島や各地の小学校などで植栽されたりしていることをご紹介いただいただいたことで、この度の寄贈が実現致しました。
寄贈した漫画「キセキのヒロシマ」22冊は、
須坂市から、市内の小学校・中学校・高等学校・看護学校・図書館に寄贈させて頂く形となります。
たくさんの子ども達にお読み頂き、
子ども達の平和を創る力を育てる一助となれましたら嬉しいです。