昨日(12月7日)、オバマ大統領よりヒロシマミラクル贈呈のお礼状を賜り、
本日、記者発表をさせて頂きました。
下記、オバマ大統領からのお礼状の日本語訳(※訳は参考)です。
THE WHITE HOUSE WASHINGTON
November 3, 2016
Ms.Taeko Tada Hiroshima, Japan
2016年11月3日
ホワイトハウスワシントンから、
日本広島市の多田多延子様へ
Dear Taeko:
親愛なる多延子さん
Thank you writing to Ambassador Kennedy.
I am moved by your story.
ケネディ大使に手紙をいただき感謝します。
私はあなたの物語に感動しました。
I visited Hiroshima to reaffirm my commitment
to working toward a world without nuclear weapons.
私は核兵器のない世界の実現への取り組みを再確認するために、
広島を訪問しました。
We have a shared responsibility
to look directly into the eye of history and ask
what we must do differently to prevent such suffering from ever happening again.
私たちは、歴史を直視し、こうした悲劇を二度と再び繰り返さない様に、
私たちが何をすべきかを自問するという共通の責任があります。
It is through the examples set by the hibakusha that we are able to define ourselves not by
our capacity for war, but by our common humanity.
被爆者によって設定された例を通して、私たちは戦争の力ではなく、
共通の人間性によって自分自身を定義することができます。
Since that fateful day, we have made choices that give us hope,
and stories like yours are a testament to how far we have come.
あの運命の日から、私たちは希望をもたらす選択もしてきました。
あなたの物語は、私たちがどこまで来たかの証です。
So long as more people take the time to understand the past and embrace compassion, I
am confident a brighter, more peaceful future lies ahead.
より多くの人々が過去を理解し、思いやりを抱く時間があれば、
より明るい、より平和な将来が待ち受けていると確信しています。
Thank you, again, for sharing your story with me.
I wish you all the best.
あなたの物語を私と共有してくれてありがとう。
あなたの人生に幸あれ。
Sincerely, Barack Obama
敬具 バラク・オバマ
代表理事の多田多延子は、
今年4月14日、オバマ大統領広島訪問実現に向けて、
60年前から始まっていた広島・アメリカ友情の実話を
「オバマ大統領を通じてアメリカ国民に伝えたい」、
「オバマ大統領に広島訪問を実現していただきたい」との想いで、
在日米国大使館(東京都港区)のキャロラインケネディ米国大使に、
「ケネディ米国大使とオバマ大統領にお読みいただきたい」と手紙を添え、
英語版「ヒロシマミラクル」を2冊贈呈致しました。
4月30日、ケネディ米国大使から賜ったお礼状(4月21日付)には、
「ワシントン(オバマ大統領)にも送る」とあり、今年5月27日に、
オバマ大統領の広島訪問が実現致しました。
そして、12月7日、オバマ大統領からお礼状(11月3日付)を賜りました。
安倍晋三首相は、今月末に米国ハワイの真珠湾を訪問予定です。
カーター米国防長官は「オバマ大統領は安倍首相の
ハワイ訪問を楽しみにしている」と伝えています。
これを機に、広島・ハワイが、日米の友好と平和の象徴となり、
日米のより一層の信頼関係が構築されることを願っています。