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朝日新聞「ひと」に掲載頂きました

8月14日の朝日新聞「ひと」に掲載頂きました。

服、バッグ、靴。身につける物すべてがピンク、を11年間貫く。
「この色を見た人は幸せを感じるから」と言い、ついた異名は「ピンク社長」。
企業家の集まりや舞踏会、スラム街訪問などで世界を巡り、平和を訴えている。

広島出身の被爆2世。10歳のとき交通事故で生死をさまよう。

〈私は生かされている。世の中のためにがんばるぞ〉

中1の夏休みに米国に行った。
「広島から来た」と言うと、哀れむような顔をされた。

〈私たちは明るく前を向いている。それを世界に伝えたい〉

時が流れて40歳。
平和のメッセージを発信する団体「ピースピースプロジェクト」を立ち上げて、「すべてピンク」を始めた。

広島の復興を描いた漫画「キセキのヒロシマ」を出版、学校に寄贈していった。
英語版には、米国のオバマ前大統領から「感動した」と感想が寄せられた。
今年1月、フランス語版も出た。

今月、子どもらを招いて「子ども世界平和サミット」を開く計画だった。
新型コロナウイルス感染拡大で断念、子どもらからのメッセージ動画を公開している。

※Youtubeチャンネル『子ども世界平和サミット』
http://peacepieceproject.com/cwps-youtube

昨年だけでも17カ国を訪れた。
活動にかかる費用は、自腹。
経営する太陽光発電会社からの報酬をつぎ込む。
「25歳で宝石や指輪を買うのをやめました。
私を輝かせるのは平和、そして子どもたちの笑顔です」

 

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